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【根拠あり】育毛剤の配合成分を徹底比較+解説


育毛剤には目的によって入っている成分が異なります。
「DHTを抑制したい」「血行促進させたい」「頭皮をきれいにしたい」…などさまざまです。
育毛剤によっては入っていたり、含まれる量が異なってきますが、いざ買うときにどこを比べたらよいのでしょうか?
今回は成分を比較し、おすすめの育毛剤はどれなのか徹底検証していきましょう。
 

育毛剤成分
 

 

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1.育毛剤に含まれるDHT抑制成分

 
男性を悩ませる薄毛のほとんどがAGAといわれています。男性ホルモンの一つテストステロンが、より強い男性ホルモンDHT(ジヒドロテストステロン)に変換されることで発症します。DHTの発生を抑えることができれば、AGAの防止になります。 
 
 
テストステロンを減らすことはできませんが、DHTへの変換には5αリダクターゼという還元酵素がかかわっています。そのため、AGAに悩む男性に向けた育毛剤には、5αリダクターゼを抑制する成分が配合されます。
 
 
5αリダクターゼを抑制する成 分の代表はイソフラボンです。イソフラボンは体内で女性ホルモンと同様のはたらきをするといわれています。女性ホルモンが優位になることにより、男性ホルモンのはたらきが抑制されるのです。
 
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また、女性ホルモンには髪をすこやかに保つはたらきがあります。イソフラボンを頭皮から吸収することで、5αリダクターゼを抑制し、健康な髪を育てる効果が期待できます。
 

 
イソフラボンといえば大豆に多く含まれることで有名ですが、大豆以外にも多くのマメ科植物に含まれています。育毛剤にはDHT抑制成分としてマメ科植物から抽出したエキスが配合されます。
 
 

1-1.DHT抑制成分比較:ヒオウギエキス

 
ヒオウギはアヤメ科の多年草です。根や茎を乾燥させたものには抗菌・消炎・血圧降下作用があり、射干(やかん)という生薬として利用されます。ヒオウギは古くから生薬として利用されてきましたが、近年育毛剤にも配合されるようになりました。
 

ウィキペディアより
 
育毛剤としてはベラムカンジン、テクトリジン、イリジンといった成分が注目されます。どれも聞き慣れない名前ですが、3つともイソフラボンの一種です。
 
 
イソフラボンには2つのタイプがあります。1つはグリコシド型といい、イソフラボンを糖が包んでいるため吸収効率がよくありません。もう1つはアグリコン型といい、イソフラボンがむき出しのため吸収されやすいのです。
 
 
グリコシド型でも食事で摂取した場合は胃や腸で糖が消化されます。しかし育毛剤として使用した場合は消化するプロセスがないので、いくら塗っても吸収されにくいままです。その点、アグリコン型なら頭皮からもイソフラボンを吸収することができます。
 
 
ヒオウギエキスに含まれる3つのイソフラボンはアグリコン型といわれています。ヒオウギエキスの育毛剤としての効果をたしかめるため、毛を剃ったラットにヒオウギ抽出液を塗るという実験がおこなわれました。すると塗っていない箇所に比べ、塗った箇所は毛の再生が早かったそうです。アグリコン型だったため、頭皮に塗ってもイソフラボンが本来の力を発揮したのでしょう。
 
 
ヒオウギエキスは毛を育てる成分ではなく、男性ホルモンのはたらきを抑える成分です。男性ホルモンはもともと髪を薄く作用を持っています。ヒオウギエキスが男性ホルモンのはたらきを抑えたため、塗っていない箇所よりも順調に毛が再生したと考えられます。
 
ヒオウギエキスを含んだ育毛剤↓

 

1-2.DHT抑制成分比較:キャピキシル

 
キャピキシルはアカツメクサ花エキス、アセチルテトラペプチド-3という2つの成分を合わせた成分です。
 

 
アカツメクサ花エキスは、マメ科のアカツメクサという花から抽出した成分です。アカツメクサはレッドクローバーとも呼ばれ、薬用ハーブとして用いられてきました。イソフラボンのゲニステインとダイゼインが含まれるため、5αリダクターゼ抑制作用があるとされています。
 
 
もう一つの成分アセチルテトラペプチド-3は、4つのアミノ酸を合成した成長因子です。ダメージを負った細胞を修復する作用をもちます。育毛剤として使用した場合、髪をつくる各細胞の構造維持が期待できます。髪は毛母細胞の分裂によって伸長します。見逃しがちですが、細胞を守る成分は非常に重要なのです。
 
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また、アミノ酸は体内で髪の原料になります。アセチルテトラペプチド-3は、髪をつくり維持するのが役割といえるでしょう。
キャピキシルは毛包の構造維持と育毛、DHT抑制を同時にこなしてくれる成分です。もちろん副作用などの心配はありません。薬用ハーブとアミノ酸由来の成分ですから、体になじむ成分となっています。
 
キャピキシルを配合した育毛剤↓

 

2.徹底比較!ヒオウギエキスVSキャピキシル

 
ヒオウギエキスは実験により効果が確認されています。確実に5αリダクターゼを阻害したい人にとって強い味方になるでしょう。
 
 
また、生薬としては抗菌や消炎作用もあるため、頭皮を清潔に保つ効果も期待できます。多くの育毛剤は、頭皮に異常がある人の使用を禁止しています。育毛剤を使うためにも、頭皮は常に清潔でなければなりません。
 
 
育毛剤として使う以上、塗って効果が出なければ意味はありません。実際、服用しなければ効果が出ない成分というのもあります。その点、実際に皮膚に塗ることで効果があらわれたヒオウギエキスは信頼できます。
 
 
一方、総合力ならキャピキシルに軍配があがります。イソフラボンだけでは5αリダクターゼは抑制できても、育毛はできません。抗菌や消炎作用も同様で、頭皮環境を守るために重要ですが、髪を育てる効果というわけではありません。
 
 
キャピキシルはイソフラボンにアミノ酸が合わさった成分ですので、DHT抑制と育毛を同時にこなすことができます。AGAは髪が充分に育たなくなる症状ですので、対抗するには原因を抑えると同時に育毛をサポートする必要があります。AGAを発症している人には、キャピキシルのほうがおすすめです。
 
キャピキシルを配合したおすすめの育毛剤↓

 

3.育毛剤に含まれる血行促進成分

 
薄毛改善には血行促進も重要です。髪の成長に必要な栄養は、血液に乗って運ばれてくるからです。
 
また、血行不良が別のトラブルを生むこともあります。たとえば頭皮の硬化です。頭皮が硬化することで髪の成長を阻害するばかりか、育毛剤などの成分も浸透しにくくなるのです。
 
 
血行不良の原因として、栄養バランスのかたよった食事や運動不足、ストレスなどが考えられます。これらに心当たりがある人は生活習慣を見直して全身の血行を改善しましょう。
 
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しかし生活習慣の見直しだけでは改善できない場合もあります。そういうときは、育毛剤でダイレクトに頭皮の血行にアプローチするという手もあります。
 
 
育毛剤には血行促進のために生薬や漢方として利用されてきた成分が配合されます。生薬や漢方は昔から体の調子を整えるために使われてきたもので、体に悪影響を与えずに血流を改善してくれるものも多くあります。血液は全身をめぐる非常に重要な要素ですから、昔の人も血流の改善を重視していたのでしょう。
 
 

3-1.血行促進成分比較:センブリエキス

 
センブリエキスは、センブリという植物から成分を抽出したエキスです。センブリを乾燥させ粉末にしたものは、古くから胃腸を健康に保つ生薬として利用されてきました。育毛剤には血流改善を目的に配合されます。
 

 
センブリの主成分は、スウェルチアマリン、スウェルチアニン、アマロゲンチン、アマロスウェリン、キサントンなどです。
スウェルチアマリンやスウェルチアニンは、頭皮の毛細血管の血流を促進させる作用があります。
 
 
チャップアップの公式サイトによれば、センブリをアルコールで抽出した液をウサギに静脈注射したところ、末梢血管の血流量が増加したそうです。
 
チャップアップの公式サイトはコチラから↓

 
アマロゲンチン、アマロスウェリンは毛根の細胞を活性化させます。毛根細胞を活性化することで毛母細胞の分裂を促進し、育毛効果が得られます。
 
 
キサントンには抗酸化作用があります。老化でおこる薄毛の進行を防ぐ作用が期待できます。
センブリエキスは血流改善と毛根活性化による育毛と同時に、抗酸化作用による薄毛の防止が期待できる成分といえます。
 
 

3-2.血行促進成分比較:M-034

M-034はミツイシコンブから抽出された成分です。フコイダンをはじめとする食物繊維や、アミノ酸、各種ミネラルが豊富です。
 
 
M-034は血流改善効果があり、一時期ミノキシジルとほぼ同様の育毛作用があると話題になりました。ミノキシジルといえば効果の高いAGA治療薬です。なぜコンブから抽出したエキスがミノキシジルと肩を並べることができるのでしょうか。
 
 
それは糖タンパク質「血管内皮増殖因子(VEGF)」が含まれているためだと考えられます。血管内皮増殖因子は、血管から枝分かれして新たに血管をつくりだすはたらきをうながします。血管が増えれば、血流の持続的な改善が期待できます。
 
 
また、M-034を発見した会社によれば、毛根鞘の増殖を促進するはたらきもあるそうです。毛根鞘は毛根を包んでいるゼリー状の物質で、髪を支えて抜けにくくします。
 
M-034を含んだ育毛剤↓

 
M-034はミノキシジルと違い、天然成分である点が最大のメリットです。副作用の危険はほとんどありません。また、コンブを覆うぬめり成分フコイダンにより、高い保湿力も持っています。血流改善と頭皮ケアのW効果が期待でき、副作用もないという優れた成分なのです。
 
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4.徹底比較!センブリエキスVS M-034

 
血行促進効果を持つ2つの成分について説明しました。ここで一つ注意しておかなくてはならないことがあります。センブリエキスとM-034を「厚生労働省が認めた育毛成分」とアピールしているサイトがありますが、それは正確ではありません。
 
 
センブリエキスは確かに厚生労働省の認可を受けた有効成分ですが、それは胃腸薬としての効能が認められているのです。頭皮に塗って血行を促進するという効果が認められたわけではありません。
 
 
M-034についても同じことが言えます。M-034配合の育毛剤が医薬部外品だったのであって、M-034が厚生労働省に認められたわけではないということは覚えておきましょう。
 
 
それでは2つの成分には育毛効果がないのかというと、そうでもありません。血行促進に関する効果は説明したとおりです。しかし二つの成分比較するときは、「厚生労働省が認めた」というフィルターを外す必要があります。
 
 
センブリエキスとM-034では、期待できる血行改善のメカニズムが違います。センブリエキスは毛細血管の拡張という短期的なもので、M-034は新しい血管をつくる長期的なものといえます。
 
 
こう聞くとM-034のほうが優れているように感じられますが、実験によって効果が確認されているぶん、信憑性はセンブリエキスのほうが高いでしょう。より早く効果を実感したいのなら、即効性のあるセンブリエキスのほうがおすすめです。
 

 

5.血行促進もDHT抑制もできる育毛剤チャップアップ

 
できれば、新しい血管をつくりながら、即効性のある血流改善をおこなうのが理想ですよね。それを実現できるのが、センブリエキスとM-034両方を配合しているチャップアップです。
 
チャップアップに含まれる成分はこちらのサイトから↓

 
M-034配合の育毛剤が医薬部外品だったと説明しましたが、チャップアップのことだったのです。成分表を見てもM-034という名前はありませんが、現在は海藻エキスという名前になっています。有効成分としてセンブリエキス、グリチルリチン酸ジカリウム、塩酸ジフェンヒドラミンが含まれています。
 
 
グリチルリチン酸ジカリウム塩酸とジフェンヒドラミンには抗炎症作用があり、頭皮をケアする目的で配合されています。
頭皮には常在菌が多くいます。普段は無害ですが、異常繁殖することで頭皮に炎症をおこし、それが毛穴まで及ぶと脱毛に至ることがあります。
 
 
また、育毛剤の効果を100%引き出すためにも重要です。すでに細菌が繁殖しつつある場合、栄養豊富な成分はかっこうのエサになってしまいます。せっかくの育毛成分は頭皮だけに与えたいですよね。細菌の繁殖を抑えるためには、高い効果をもつ抗炎症成分が必要なのです。
 
 
さらにチャップアップにはヒオウギエキスをはじめとした5αリダクターゼ抑制成分も多く含まれています。血行促進だけでなくDHT抑制もできるので、どちらかの効果にしぼるより効果的に薄毛に対抗できます。
 
 
チャップアップは血流改善、5αリダクターゼ抑制のほか、頭皮環境改善、育毛促進成分など、育毛に役立つ成分を幅広く配合しています。隙のない設計により、総合力で薄毛に対抗できる育毛剤といえるでしょう。
 
 
しかも配合成分数は育毛業界でもトップクラスです。もちろん数が多ければいいわけではありませんが、薄毛はさまざまな要因がからみあって起こります。考えられるすべての要因に対抗することが、薄毛改善への近道になるのです。
 
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まとめ

 

 

私達家族がおすすめする育毛剤はこちら!

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