育毛剤や治療薬でハゲを治すために！効果倍増させる方法 | 薄毛とつむじハゲに悩むハゲ家族の育毛ライフ

 
 
育毛にいざ取り掛かろうとしたときに闇雲にしてしまうと、育毛剤の効果がでなかったり逆に悪化してしまう可能性もあります。育毛のメカニズムや体内からのアプローチ、基本となるライフスタイルの改善が育毛には必要不可欠です。
では、どういったことから取り組んでいけばよいのか、一緒に確認していきましょう。
 
 

 
 

1.本気でハゲを治す！その１～育毛のメカニズム

 

 
ハゲを治すといっても、毛髪が生える仕組みを知っているかいないかで取り組み方が大きく変わります。やみくもに育毛剤を使用するだけでは、充分な効果は出ません。まずは毛髪がどのようなメカニズムで生え、抜けていくのかをおさらいしておきましょう。意外と知らなかった、重要だけどおろそかにしていたことが分かってきます。
 
 
まず、髪が生えるメカニズムから説明します。いわゆる毛穴は毛包といい、毛母細胞と毛乳頭を包み込んでいます。毛乳頭は血管から毛母細胞に栄養分を渡すはたらきと、髪の成長を指示するはたらきがあります。毛包の中で毛乳頭から指示と栄養を受け取った毛母細胞は、細胞分裂を繰り返すことで毛髪を作り出します。
 
 
ここで注目したいのは、毛髪を生やすための栄養は血管を通して運ばれるという点です。つまり血行を良くして毛乳頭に栄養を与えることができれば、育毛への近道になります。よく育毛剤の広告で「頭皮の血行を良くする」とアピールしているのはこのためです。
 
⇒毛根の構造はこちらでチェックしましょう
 
 
ではハゲはどのようなメカニズムで起こるのでしょうか。ハゲている状態、いわゆる「AGA（男性型脱毛症）」は、男性ホルモンの一つDHT（ジヒドロテストステロン）の影響により、毛髪の成長が困難になっている症状のことです。
 
 
毛髪には成長や退行を繰り返す毛周期があります。ふつうは2～7年程度のサイクルで成長、退行、そして再生を繰り返します。このサイクルが男性ホルモンの阻害により乱れ、毛髪が成長する前に抜け落ちてしまうのがAGAです。
 
 
注目したいのはAGAでは毛髪を生み出す細胞そのものは消滅していない、ということです。対策をすれば毛乳頭の正しいサイクルがよみがえり、ふたたび発毛・育毛が可能になります。すなわちハゲは治すことができるのです。
 
 
⇒ヘアサイクルの周期や育毛剤効果の関連性についての記事はコチラ
 
 

2.本気でハゲを治す！その２～体内からのアプローチ

 

 
育毛には、頭皮まで充分な栄養がいきわたることが重要です。ただし、栄養が必要なのは毛根だけではありませんし、普通に生活しているだけでも栄養は体のあちこちで消費されていきます。運動すれば体で、勉強や仕事をすれば脳で消費され、日ごろストレスを感じたときにも大量の栄養が消費されているのです。
 
 
体の機能を保つために重要な器官から栄養を分配していくので、命に関わることがない頭髪に栄養が届けられるのは後回しになります。ですからストレスがたまったり睡眠が少なかったりすると、体を守るために栄養を使ってしまい、毛根に栄養がいきわたらなくなってしまいます。その結果毛髪が育ちにくく、ハゲにつながるわけです。ハゲは毛髪と頭皮の問題だけではないということです。
 
 
残念ながら体内環境を改善すればハゲが治るということはありませんが、育毛にあたって髪が生えやすい体内環境を作ることは大前提です。本気で治したいのなら、地道な努力と根気が必要なのです。
 
 
ハゲ治療は、治療法によって差はあるものの時間とお金を消費します。治療薬のポテンシャルを最大限に引き出して効率よくハゲを治すために、人生を変える意気込みで体内環境の改善に努めることをおすすめします。
 
 

3.本気でハゲを治す！その３～ライフスタイルの改善・食生活

 

 
ここでは育毛の効果をアップさせるライフスタイルを提案いたします。人によってはライフスタイルを改善したら脱毛が減った、毛が増えてきた、なんてこともあるかもしれません。まずは食生活からです。栄養=食べること、というのは明白ですね。育毛によい食生活とは、いわゆるバランスのとれたヘルシーな食事です。
 
 

3-1.脂質が多い乳製品や肉料理は避ける！

 

 
油っこい食事が続くと皮脂が増え、頭皮の毛穴を詰まらせ、毛髪が育つ畑を荒らします。ただでさえ男性ホルモンのおかげで皮脂の分泌が増えているのですから、美味しいからといって油っこい食事ばかり食べることは、自分で頭皮の毛穴をふさごうとしているようなものです。脂質が多い食品は育毛どころかハゲを進行させてしまうのです。
 
 
脂質が多い食品は、肉類、乳製品、卵などの動物性タンパク質、そして炭水化物です。動物性タンパク質はなんとなくわかりますが、炭水化物は意外ですね。主食でありエネルギー源ではありますが、やはりとりすぎはよくありません。特にラーメンやパスタなどは調理に油を多く使いますので要注意です。
 
 

3-2.ファーストフードやジャンクフードを控える！

 

 
これらには添加物が多く含まれるため、せっかく栄養のある食品を食べても添加物によって栄養の吸収を阻害されてしまいます。それだけでなく、ジャンクフードは脂質も多いので、乳製品や肉料理同様に皮脂が増えてしまいます。スナック菓子なども糖分が多く、油で揚げているものが多い食品ですので、できるだけ控えましょう。
 
 
「ヘルシーな食生活をしましょう」と言うのは簡単ですが、唐揚げ、トンカツ、スナック菓子など、避けたい食事は美味しいものばかりで我慢するのはつらいものです。育毛は少なくとも3か月以上続けてやっと効果が出てくると言われています。この長期戦を乗り切るために、大好きな脂っこい食事はたまのご褒美にするといいかもしれません。
 
 

3-3.育毛をサポートしてくれるサプリを摂取する！

 

 
ハゲに効くサプリとして有名なのはノコギリヤシや亜鉛などです。ノコギリヤシには男性ホルモンを制御する効能があると言われています。ハゲの原因、男性ホルモンを制御してくれるなら効果がありそうですね。ハゲの治療薬の成分として代表的なフィナステリドの効能とよく似ています。ノコギリヤシには副作用がないので、気軽に試すことができそうです。
 
 
一方亜鉛はタンパク質の合成、すなわち髪の生成にかかせない成分です。しかし体内では作ることができず、食べ物でしか摂取できません。亜鉛は肉類や魚介類などに多く含まれるため、食生活の乱れがちな現代人に不足しやすい栄養素なのです。
 
 
サプリは薬品ではなく食品ですので、直接ハゲの改善につながるわけではありません。しかしハゲない体づくりのため、栄養バランスを良くすることは大切です。食事の補助として取り入れるのがいいでしょう。
 
 

4.本気でハゲを治す！その４～ライフスタイルの改善・睡眠

 

 
次に重要なのが睡眠です。細胞分裂が一番活発になるのが睡眠時なので、当然毛髪が作られるのも睡眠時ということになります。また日中ダメージを受けた肌を再生させるのも睡眠時間です。肌にダメージといってもピンとこないかもしれませんが、実は意外とダメージを受けているのが頭皮です。原因としては、紫外線や肌に合わないシャンプー、整髪料などです。他にはストレスや食生活からもダメージを受けることも多いです。
 
 
睡眠中ダメージの回復に時間がとられると毛髪を作るのが後回しになってしまい、ハゲが進んでしまうのです。眠れば何でもいいというわけではありません。良質な睡眠をとるために必要なことが3つあります。
 
 

4-1.髪が成長する就寝時間

 
一つめは、成長ホルモンの分泌が活発になる22時～2時の間に寝ているようにすることです。細胞分裂は成長ホルモンによって促進されますので、できるだけ分泌させたいところです。その時間帯すべてを睡眠時間に割り当てることが難しい場合は、22時～2時のうち数時間でも寝ているように就寝時間を調整しましょう。
 
 

4-2.寝る前の食事の時間

 
二つめは、就寝の2～3時間前までに食事を済ませるということです。食後の血糖値が高いままだと、睡眠中も体は食べ物の消化をしようとします。そのため体は休むことができず、成長ホルモンが充分に分泌されません。就寝前はリラックスして、ぐっすり眠る準備をしましょう。
 
 

4-3.最低限の睡眠時間をとる

 
三つめは、最低でも6時間は睡眠時間を確保するということです。成長ホルモンが分泌されるノンレム睡眠は、およそ1～2時間おきにおとずれます。睡眠時間が短いほど、成長ホルモンを分泌するチャンスが減るということです。
 
 
 
ヘルシーな食生活と質の良い睡眠を心がけていれば、育毛剤や治療薬の効果を最大限に発揮することができます。逆にいえばどんなに良い育毛剤を使っていても、乱れた生活をしていたら効果が半減してしまうこともあるのです。本気でハゲを治したいのなら、ライフスタイルの改善は必須です。
 
 

5.本気でハゲを治す！その５～頭皮ケアと外側からのアプローチ

 

 
頭皮と毛髪の関係はどうでしょうか。頭皮は毛髪を育てる、いわば畑です。せっかく栄養がいきわたっていても、畑が荒れていたら育つものも育ちません。まずは頭皮の清潔を心がけましょう。
 
 
頭皮の汚れや余分な皮脂は雑菌の温床になりますので、毎日洗髪をすることは基本中の基本です。睡眠時に成長ホルモンの分泌が活発になるので、その時に清潔な状態を保っていられるよう、夜に洗髪したほうがいいでしょう。ただし、洗いすぎると頭皮が乾燥し、過剰な皮脂分泌の原因になりますから、一日に1回にとどめます。朝もシャワーを浴びたい方は、シャンプーを使わずにお湯ですすぐ程度にしましょう。
 
 
シャンプーするときはまずぬるめのお湯で髪の汚れを落とし、その次にシャンプーをつけて頭皮を軽くマッサージするように洗います。頭皮の全体を洗ったら、シャンプーが残らないようにしっかりすすいでください。
 
 
ドライヤーを使うときは熱風を当てすぎると髪や頭皮を痛める原因になりますので、事前にタオルで水気をとる、冷風で仕上げるなどの工夫をしてみましょう。
 
 
また地肌に合ったシャンプーを選ぶことも大切です。自分の肌のタイプによっても選択の基準が変わってきますので、安易に「安いから」「流行りだから」という理由で決めず、よく調べてから購入しましょう。こうしてしっかり頭皮を整えてからやっと「外側からの積極的なアプローチ」ができるのです。
 

 
 

6.本気でハゲを治す！その６～治療法の選び方

 

 
ハゲの治療には育毛剤、内用薬、外用薬などがありますが、その役割は同じようでちょっと違います。育毛剤は市販されており、スーパーなどでも気軽に買えるぶん人体への影響は比較的小さく、ハゲの予防や防止に使用します。内用薬、外用薬はおもに病院で処方され、ハゲの治療を目的としています。
 
 
通院してハゲを治すこともできます。AGAを治療したい人が増えるにつれ、対応しているクリニックも増加しています。専門クリニックでは、おもに薬による治療をおこないます。処方される薬はフィナステリドを配合したものになるでしょう。フィナステリドの効果は男性ホルモンの制御です。男性ホルモンによって乱れた毛周期を、正常にしていきます。まれに性欲減退、男性機能不全などの副作用がみられることがあるため、医師の診断を受けなければいけません。そのためすでにAGAを発症している人向けで、「まだ気にならないけど今のうちから対策をしておこう」という人には不向きです。
 
 
予防目的の方は育毛剤をおすすめします。育毛剤は、頭皮を清潔に保つことと、血行を良くして毛根に栄養を届けやすくすることが目的です。といっても育毛剤によって様々な効能がありますので、気になる育毛剤があったらリサーチしてみましょう。その際、カウンセリングやアフターケアが充実しているかどうかを確認し、安心して続けることができる育毛剤を選びましょう。
 
 
育毛剤や外用薬を使用するときは、用法をしっかり読みましょう。頭髪ではなく、頭皮に使用すること、頭皮を傷つけないように優しくマッサージをしながら使用するのが基本です。早くハゲを治したいからといって用量を守らずたくさんつけてしまうと、逆効果になることもありますので充分注意してください。
 
 

7.本気でハゲを治す！その７～まとめ

 
本気でハゲを治すための大事なことをいろいろ紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。治療薬に頼りきっておろそかにしていた、知らずにハゲを進行させるような生活をしていた、なんて方もいるのではないでしょうか。
 
 
ハゲを治すということは、治療はもちろんですが、体を元気にすることでもあるのです。育毛は長く取り組む必要があります。そのためには、やる気も根気も必要です。
 
 
紹介したことのすべてではなくとも、「『頭皮を清潔に保つ』『揚げ物を控える』の二つは習慣にしてみよう」など、ご自身が長く継続できる方法をぜひ探してみてください。ハゲが治るだけでなく、きっと体調にもうれしい変化があるはずです。育毛剤や治療薬のポテンシャルを少しでも引き出すために、ぜひトライしてみてください。
 
 

 

育毛剤を使うことで、さらに効果的に育毛！

 
食べ物や運動など生活習慣の改善はハゲにとって必要不可欠なことがわかりました。
 
 
正しい生活習慣を心がけることで、髪の成長を助け徐々にコシのある髪に戻る可能性はグンとあがりますが、それにはやはり時間がかかってしまいますよね。ハゲを少しでも早く改善したいという人にオススメなのは同時に育毛剤を使用することです！
 
 
健康的な髪が成長する環境を整えた上で、育毛剤を使用することで育毛剤の浸透力がより高まるのです！
育毛剤も効果が出るまでに数カ月かかるので、どちらも根気よく続けましょう。しかし、育毛剤を使う・使わないでは大きくスピードに差が出てくることは間違いないです。
 
 
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うちのハゲ家族も実際に使用して、効果を実感しています！ ぜひ一度試してみてくださいね。