男性とは違う女性の薄毛の原因って？

近年、男性に限らず女性も薄毛の悩みを抱える人が増えてきています。

女性専門の薄毛治療のクリニックも多数あるくらいです。
もっとも、男女間で「薄毛の悩み」は共通であっても、その原因は性別によって微妙に異なってきます。

女性の薄毛の原因とは何か、大きく分けて４つの原因があります。
まずはその原因をきちんと理解した上で、適切な対策をとって薄毛を改善していきましょう。

①ホルモンバランスの変化による薄毛

女性には生理周期があるように、ホルモンバランスが毎日微妙に変わっています。このホルモンバランスの変化は、髪の毛の成長だけでなく脱け毛にも影響を与えるのです。
女性は40代になってくると、更年期障害になったり閉経を迎える方がでてきたりと、女性ホルモンが低下しはじめます。

女性ホルモンが低下することによって、体内では相対的に男性ホルモンの量が増えたことになり、髪の毛がその影響を受けて抜け毛が増加することになります。これが女性男性型脱毛症(FAGA)と呼ばれる症状です。

また女性の場合、出産後に一時的に脱毛症状が見られることがあります。
分娩後脱毛症と定義されている症状です。
この分娩後脱毛症が起こる原因は、出産前後による女性ホルモンの著しい変化です。
本来、男性ホルモンが髪の毛の抜け毛を促すのに対して、女性ホルモンは髪の成長期を停止させて髪の毛が抜けにくくなる働きをします。

妊娠中に体毛が濃くなることが多いのは、女性ホルモンの増加の影響です。
このように妊娠中は女性ホルモンが一時的に増加するのですが、出産後には通常の女性ホルモンの量になり、今まで抜けるはずであった髪の毛が一気に抜けることになります。

もっとも、これで焦る必要はありません。

なぜなら、通常であれば妊娠中に抜けているはずだった髪の毛が、出産後にまとまって抜けているにすぎないからです。
たとえ分娩後脱毛症の症状が出ても、平均６ヶ月から１年後には通常のヘアサイクルに戻り、抜け毛の量も自然と回復するため、過剰な心配はいりません。

②ストレスによる薄毛

人間の身体は、精神的・肉体的ストレスを受け続けると血管が収縮して、血液の流れが悪くなります。
これが原因で、頭皮の髪の毛が悪影響を受けるのです。
なぜなら、頭皮には無数の毛細血管が存在しており、髪の毛はそこから血液を通じて成長に必要な栄養素を補給するからです。

すなわち、ストレスにより血流が悪くなることで毛細血管の先端まで血液が行き届かず、髪の毛まで栄養素が届かないことになるのです。
栄養の届かない髪の毛は、細くやせていき、抜け毛になります。

原因となるストレスを貯めないことが大切ですが、現実にはなかなか難しい面もあります。
もし日々の生活にストレスを感じている場合、頭皮マッサージをするなどして、髪の毛のために血流をよくすることを意識しておいてください。

③誤ったヘアケアによる薄毛

頭皮を清潔に保つことは大切ですが、１日に何度も洗髪をすることは頭皮にとって良いことではありません。頭皮に必要な最低限の皮脂まで除去してしまう可能性があるからです。
また、朝シャンよりも夜に髪を洗うことをおすすめします。睡眠中は髪の毛が最も成長する時間帯なので、そのタイミングを清潔な頭皮状態で迎えることが大切だからです。

よって、洗髪は１日１回、夜に行いましょう。

その際、自己流で頭皮マッサージをしたりヘアブラシで叩くなどの強すぎる刺激は、頭皮を傷つけるおそれがあるため注意してください。

④生活習慣の乱れによる薄毛

髪の成分は９９％がタンパク質で構成されているため、そのタンパク質を中心に食事からバランスの栄養を摂取することは極めて大切です。

過度なダイエットなどでタンパク質が不足すると、髪の毛が細く弱くなってしまい薄毛を招いてしまいます。
また、髪の成長ホルモンは２２時から２時に最も分泌されるといわれているため、その時間帯に睡眠をとることは健康的な髪をつくりだして、薄毛の心配をなくしてくれます。

食事・睡眠という生活習慣が乱れないように気をつけてください。

女性にも使える育毛剤は？

女性の薄毛について話してきました。男性と違いホルモンバランスの崩れなど特有の原因も見られます。

男性用の育毛剤を使用しても効果が無かったり、成分によっては副作用で体調を崩してしまうかもじれません。そうならない為にもどの育毛剤が自分に合っているのか慎重に選ばないといけませんね。

男性用の育毛剤でも、女性でも同様の効果があり、副作用が出ないものもあります。そこでオススメしたいのは「チャップアップ」です。ベタツキもなく「無添加」「無香料」なので育毛剤特有の嫌な臭いがないのが、女性にとっては必須ですよね。

公式サイトでは実際に使った人の口コミもたくさん載っていて、成分についても詳しく書かれているので、是非一度読んでみて検討してみては如何でしょうか