頭皮が不潔で脂っぽい人は薄毛を引き起こしやすい | 薄毛とつむじハゲに悩むハゲ家族の育毛ライフ

 
「頭皮が脂っぽい人は薄毛になりやすい」「薄毛の人は大体頭皮が脂っぽい」とはよく聞く話です。
そもそもなぜ脂っぽい頭皮の人は薄毛になりやすいのでしょうか。
 
この原因を知らない人は、その言葉だけ聞いて必死にシャンプーで皮脂を落とそうと努力します。
ところが、これはかえって逆効果になることもあるのです。シャンプーのしすぎで薄毛を促進させてしまうのです。
 
インターネットを眺めていると「●●は薄毛を引き起こす」「●●しすぎると薄毛になる」などの注意文を見かけますが、その際は原因を正しく理解しましょう。
脂っぽい頭皮についても同様で、まずはなぜ頭皮が脂っぽいと薄毛になりやすいのかを理解してもらえればと思います。
 

1.まずは確認しよう薄毛のサイン

 
脂っぽい人は薄毛を引き起こしやすいと言われるものの、頭皮や髪が脂っぽいこと以外にどういったことが薄毛のサインとして気を付けるべきなのか。
ここでは、「髪の毛の細さ」と「抜け毛の量」に着目して、薄毛の進行度合いを確認していきたいと思います。
 

1-1.頭皮や髪が脂っぽい

 
頭皮には通常適量の皮脂が分泌されて、頭皮を乾燥などから守ってくれています。ところが、皮脂が過剰になっている皮脂性の人は、その皮脂で毛穴の詰まりを起こしてしまいます。
 
皮脂による毛穴の詰まりが髪の毛の正常な成長サイクルを阻害してしまうのです。頭皮が脂っぽいと薄毛になる理由については、この後でより詳しくご説明します。
 
 

1-2.急に髪の毛が細くなる

 
髪の毛の太さは、男性については20代前半の頃がピークになります。平均的には0.06～0.09ミリ程度の細さだと言われています。
 
そして、30代を過ぎるとだんだん髪の毛は細くなっていきます。ところが、薄毛になる方は、だんだんと細くなるというより急に細くなるところに特徴があります。この「急激に」というところがポイントになります。
 
髪の毛の太い・細いはなかなか自分で気付くことが難しいと思いますが、逆に言えば自分でも気付ける程に髪の毛が細くなっているようであれば、黄信号だと言えます。
 
 

1-3.急に抜け毛が増える

 
実は髪の毛が抜けること自体はとても自然なことです。季節や人によって差違は多少あるものの、1日におよそ50本～100本程度は髪が抜けていきます。
 
 
気を付けたいのはその抜け毛の数が急に200本～300本などに増えた場合です。髪の毛が細くなると、頭皮の毛穴につなぎとめていることが難しくなり、抜け毛が増えていきます。
 
1本1本数えていくわけにもいかないので、シャンプーをした後の排水口にたまる抜け毛の度合いで、髪の毛の変化に気付くことが多いと思います。
 
 

2.頭皮が脂っぽいと薄毛になる理由

2-1.頭皮のべたつき

 
本来は、皮脂は髪を守るためには必要です。しかし、頭皮がべたべたと脂っぽいということは、皮脂が通常よりも多く分泌されている状態です。
 
頭皮のべたつきの原因となる皮脂が溢れかえった毛穴は、頭皮に炎症を引き起こす原因となります。そうなると、頭皮の血行が悪くなり、血の流れが悪くなると髪に十分な栄養が届かなくなってしまいます。
 
髪に十分な栄養が行き届かなくなれば、毛髪の正常なサイクルが乱れていきます。つまり、髪は細くなっていき、コシの無い弱々しい毛になってしまいます。あるいは、髪が健康に成長できず、薄毛の原因となるのです。
 
その他にも、皮脂によって詰まった毛穴は、紫外線にあてられることで酸化していきます。皮脂は過酸化物質となって、その皮脂が毛穴に詰まることで更に炎症を悪化させてしまいます。
よって、薄毛を更に加速させていくのです。
 
 

3.頭皮が脂っぽくなる人の特徴

3-1.脂っこい食べ物が好きな人

 
糖分や油類を過剰に摂取してしまうジャンクフードが好きな人は、体内の中性脂肪を増加させます。手軽だからと言ってジャンクフードばかり食べていると、頭皮からその悪い脂が出てきます。
 
また、典型的なジャンクフードと言えばハンバーガーとポテト、そしてコーラ等の炭酸飲料水のセットなわけですが、これらにはほぼ栄養価がありません。
食生活と髪はダイレクトに結びつかなそうですし、結びついてもなかなか止められないというのもあると思います。
 
ただし、薄毛を改善したいと本気で考えるのであれば、三食きちんと栄養価の高い食事を取り、バランスを見直していきましょう。
 
 

3-2.シャンプーしすぎてしまう人

 
髪を洗わないと不潔になるのはもちろんですが、実は荒いすぎも良くありません。
髪を洗いすぎて皮脂を落としすぎることで、体はかえって頭皮を守るために皮脂を分泌しようと働くのです。
 
また、洗う回数は多くなくても、洗浄力の強いシャンプーを使用することで皮脂を取り除きすぎてしまうこともあります。
ラウレス硫酸ナトリウムなどに代表される、安価な原料で作られた石油系の界面活性剤などがまさにそうです。
 
薄毛を改善するためにシャンプーの回数を多くしたり、潜在力の強いシャンプーを使うことで、かえって薄毛を促進させるという不幸な例です。
 
 

3-3.ストレスを抱えている人

 
ストレスが溜まり続けると、体の中の血管が収縮しがちになります。その結果、血液が流れにくくなってしまいます。
血檄の流れが悪くなるということは、上述したように十分な栄養が頭皮に運ばれづらくなり、薄毛を促進させるという負の連鎖になります。
 
ストレスを感じることが多い現代社会において、「ストレスを感じないようにしましょう」というのは無理なアドバイスです。
よって、感じたストレスをできるだけ発散させるような工夫を自らで持つようにしましょう。
 
 

4.頭皮の脂を抑える方法

4-1.ジャンクフードを控える

 
ジャンクフードが頭皮に悪いことが理解できたら、極力それらを摂らないことです。
栄養のバランスを考えながら、まずは三食をきちんと食べるようにしましょう。
 
育毛に良い食べ物としては、大豆食品、豆乳などが有名ですね。
大豆食品、豆乳には「大豆イソフラボン」が含まれており、これは、女性ホルモンの働きを支援する栄養素としてよく知られています。
 
薄毛の原因の1つは男性ホルモンが多すぎるということにあります。よって、「大豆イソフラボン」を摂って女性ホルモンを活性化させることで、薄毛を防ぐ効果があります。
 
 

4-2.シャンプーは丁寧に（洗いすぎない程度に）

 
シャンプーの回数は一日1回で大丈夫です。 洗う回数よりも、洗い方の方が大切です。 頭皮を労わり、強く擦り過ぎず優しく洗ってください。
 
また、洗浄力の強いシャンプーをお使いの方は見直す必要があります。アミノ酸シャンプーは、髪や肌、頭皮にやさしいシャンプーです。頭皮にやさしい分（余計な皮脂を取り過ぎないようにする分）、洗う力が弱くなっています。
 
洗浄力は弱くなりますが、今まで説明してきた皮脂を過度に取り過ぎないので、薄毛や抜け毛に悩む人、肌の弱い人にとって今人気があるシャンプーです。
 
 

4-3.ストレスの発散場所を持つ

 
ストレスの軽減方法にはいくつか方法があるので、自分に合った方法を試してみるのが良いと思います。
自分に合わない方法を無理して続けても、逆にそれがストレスになり、本末転倒になってしまうからです。
 
例えば、適度な運動をする。ジムはもちろんですが、なるべく階段を使ったり、電車では座らないなど、工夫して身体を動かそうとするなど。
あるいは、マッサージを行うなど。マッサージで薄毛を改善することはできません、改善のサポートをすることはできます。正しくマッサージをすることで、血行を良くすることができます。
 
 

5.頭皮の脂以外にも気を付けたい薄毛対策

5-1.紫外線と薄毛

 
髪の毛のほとんどはタンパク質（ケラチン）で作られています。このタンパク質が、紫外線を浴び続けることによって壊されていきます。
 
タンパク質が減少していくと、体がダメージを受けた髪の毛を落とすことで、新たに髪の毛を生やそうと頑張ります。
そのため、髪の毛のサイクル（毛周期）において、髪の毛が生えている期間が短くなり、休眠期の時間が長くなるので、結果として薄毛になっていきます。
 
 

5-2.睡眠不足と薄毛

 
適切な睡眠によって、心と体の疲れを回復します。この時に成長ホルモンも分泌され、組織の増殖や損傷の修復も図られます。
 
睡眠によって成長ホルモンが適切に分泌されるということは、健康な髪を維持することにつながります。当然、健康な髪を維持できれば、薄毛は改善できますよね。
逆に、睡眠が不足して成長ホルモンの分泌が欠けると、薄毛の原因になるということです。
 
 

6.薄毛の原因がわかったら【育毛剤】で対策を

 
頭皮が脂っぽいことで薄毛になってしまうメカニズムを色々話してきました。それぞれに原因は異なりますが、共通するのは健康な生活と正しい薄毛対策を行うことです。
 
シャンプーの話はその典型的な例ですが、良かれと思って一日に何度もシャンプーを使って頭皮を綺麗にすることが、かえって薄毛を招いてしまうとお話しました。
このように正しい薄毛の知識を身に付けることは大切です。
 
その上で、食生活を見直したり、ストレス解消の運動などを心掛けることで、薄毛を少しずつ改善していきましょう。
それらの薄毛改善アクションに加えて、対策方法としてオススメしたいのが育毛剤の使用です。
 
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