抜け毛の種類⑤全頭脱毛症とは | 薄毛とつむじハゲに悩むハゲ家族の育毛ライフ

全頭脱毛症は、頭髪の脱毛症の症状の中でも、特に円形脱毛を何箇所も併発したり頭髪だけではなく身体全体のあちこちの毛が抜け落ちたりする症状で
 

「難治性の脱毛症」と言われており、とくに治療が難しいとされています。

 
このような「難治性の脱毛症」のことは、また「自己免疫疾患」とも呼ばれています。

免疫機能が何かの原因で「自分自身の細胞を異物と誤認して、攻撃してしまうこと」が、自己免疫疾患つまり全頭脱毛症の原因だと言われています。
 
いったんシステムが誤作動を起こすと、今の医学の力ではそれを元に正常に戻すことも、誤作動にストップをかけることも難しいとされています。

最初に「免疫というのは体内の防御システム」だと書きましたが、その、人間が産まれつき持っている自然な身体のシステムを、科学の力で人工的に変えるのも止めるのも難しく、まだまだ解明されていません。

つまり、「誤作動をおこしたシステム」も、人間が手を加えて元に戻すのは、簡単ではないのです。人間の身体に備わった免疫力はいまだに未知の世界であるということでしょう。
 
それでも解明に向けて医学の研究、挑戦は続けられており、僅かでも希望を託し、試行錯誤しながら患者にあった治療法を試していくしかありません。
 
 

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