男性の抜け毛・薄毛悩み別！おすすめ育毛剤 | 薄毛とつむじハゲに悩むハゲ家族の育毛ライフ

 

1.男性特有の脱毛の種類：AGA

 
薄毛は性別や年齢に関係なく起こりますが、いくつか男性特有の脱毛症があります。その代表がAGA(エージーエー)です。
AGAとは、Androgenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」という意味です。成人男性によくみられる薄毛で、一般的に男性ホルモンの影響が主な原因と考えられています。
 
AGAは、男性ホルモンの一種であるDHT(ジヒドロテストステロン)がヘアサイクルの成長期を短くする症状です。そのため、男性ホルモンの分泌が活発になる思春期以降の男性によくみられるのです。
 
ヘアサイクルが短くなるということは、髪が十分に成長できないということです。細く短い髪が多くなるため、髪が薄くなります。
AGAはとくに額の生え際や頭頂部が薄くなるという特徴があります。どちらか一方、または双方から薄くなってきたらAGAと考えるべきです。
 
しかし、AGAではうぶ毛が残っているため、AGA対策用の育毛剤などを使用することで再び髪が太く長く育つ可能性があります。
 
 

2.男性特有の脱毛の種類：脂漏(しろう)性脱毛症

 

 
抜け毛が増え、髪や頭皮が脂っぽくべたつく感じがする人は、脂漏性脱毛症の可能性があります。
 
脂漏とは皮脂のことです。過剰分泌された皮脂をエサに雑菌が異常繁殖し、頭皮が炎症をおこし髪が抜けてしまう症状です。
 
皮脂の過剰分泌は、ホルモンバランスの乱れが主な原因としてあげられます。皮脂の分泌は男性ホルモンがつかさどっており、男性ホルモンが活発だと皮脂が過剰に分泌されるのです。そのため、こちらも男性に多い薄毛となっています。
 
髪や頭皮が脂っぽくべた付く感じがする人は、頭皮環境を整えるはたらきを持つ育毛剤などを使用することで脱毛・抜け毛の予防や対策ができます。
 
しかし、すでに脂漏性脱毛症が発症している場合は、育毛剤を使用することはできません。脂漏性脱毛症は皮脂を原因とした頭皮の炎症によって引き起こされます。頭皮にトラブルがある状態で育毛剤を使用すると、症状を悪化させるおそれがあります。
 
まずは皮膚科で診察を受けることをおすすめします。
 
 
脂漏(しろう)性脱毛症におすすめの育毛剤は下で紹介します。
⇒7.脂漏性脱毛症におすすめの育毛剤
 
 

3.育毛剤が効かない脱毛症

 
円形に髪がごっそりと抜ける症状は円形脱毛症です。原因ははっきりしていませんが、精神的ストレスやホルモンバランスの崩れ、免疫作用の異常により引き起こされるといわれています。
 

 
円形脱毛症は単体でできる時もあれば複数出現する場合もあります。最初は小さな円一つだったのが、だんだん範囲が広がってくるということもあるそうです。一方で、ほっといたら自然に治ったという人もいます。しかしそれはたまたま軽い症状だっただけかもしれません。
 
症状が軽いものなのか、重いものなのか素人では判断できません。円形脱毛症の症状が見られたら、皮膚科や髪専門の病院で医師に診察してもらいましょう。
 
 

4.育毛剤について

 

 
抜け毛や薄毛にさまざまな原因があるように、育毛剤にもさまざまな種類があります。やみくもに買って試してみても、それで効果が出るとはかぎりません。
 
まずは育毛剤についていろいろと知り、自分の悩みにあった製品を選んで使用するようにしましょう。
 
製品によって配合されている成分が違います。自分の薄毛の症状と成分の効果を照らし合わせて、より自分の症状に合う製品を使用しましょう。
 
毎日使用するものですので、つけ心地も重要です。育毛剤の中にはべたつくものやにおいがするものもあります。
 
製品の多くは成分の保存のためにエタノールを使用しています。保存用のエタノールにより髪がべたついたり、アルコールのようなにおいがしたりするのです。
出かける前に使用する人は、無添加無香料やノンアルコールの製品を選ぶようにしましょう。
 
 

5.AGAの人におすすめの育毛剤

 

 
AGAの症状に悩んでいる人には、リアップX5プラスがおすすめです。リアップX5プラスは発毛成分ミノキシジルが配合されている、日本で唯一の「発毛剤」です。
 
 
ミノキシジルは発毛効果が医学的に証明されている成分です。そのため、ミノキシジルを配合している製品も発毛効果が認められ、「発毛剤」と名乗ることが許されているのです。
 
 
ミノキシジルは高い発毛効果が認められているため、AGAの症状が進行してしまっている人におすすめです。
 
 
ただし、ミノキシジルにはデメリットもあります。もともとは血圧を下げる薬として開発されていたため、血圧に関する副作用が発生するリスクがあるのです。副作用としてかゆみ、発疹、心不全、性欲減退、低血圧がおこる可能性があります。そのため、ミノキシジル配合の製品を購入する際には医師または薬剤師の指導が必要になります。
 
 
ネットで調べてみると、ロゲインやポラリスなど、他にもミノキシジルが配合されている製品はあります。しかしほとんどが外国の製品のため、購入するには個人輸入するか、代理購入を頼むしかありません。
 
 
どちらの方法にもリスクがあります。粗悪品をつかまされるかもしれませんし、そもそもちゃんと製品が送られてくるかどうかもわかりません。使用して副作用が出た場合も自己責任になってしまいます。
 
 
その点リアップシリーズは国内産ですので、海外製の育毛剤と比べると安心して購入・使用ができます。
 
 

6.ミノキシジルの副作用が心配な人におすすめの育毛剤

 
ミノキシジルは効果が高いぶん、副作用がでるおそれがあると説明しました。また、リアップを使用してみたいけど医師に止められてしまったという人もいるでしょう。そういう人には、フィンジアをおすすめします。
 

 
フィンジアの主成分はピディオキシジルとキャピキシルです。
 
 
ピディオキシジルはミノキシジルと似た分子構造を持つ成分で、ミノキシジル誘導体ともよばれています。育毛効果としては、頭皮の血行促進や毛母細胞の活性化などが期待されています。
 
 
最大のメリットとして、天然由来の成分のためミノキシジルのような副作用の心配がありません。まつ毛の美容液などの製品でも広く使われています。頭皮よりもさらに繊細な目に近づけても安全な成分なのです。
 
 
もう一つの主成分キャピキシルは、AGAに対して効果を発揮します。キャピキシルを構成するアカツメクサ花エキスに含まれるイソフラボンが、AGAの原因であるDHTを作る5αリダクターゼを抑制します。
 
 
AGAを発症していて副作用の心配がない育毛剤を使用したい人におすすめです。
 

 

7.脂漏性脱毛症におすすめの育毛剤

 
脂漏性脱毛症の症状に当てはまるという人にはチャップアップをおすすめします。
 

 
チャップアップは育毛に必要な有効成分であるセンブリエキス、グリチルリチン酸、ジフェンヒドラミンHCの3種類を独自に配合しています。
 
 
センブリエキスは保湿をおこない頭皮環境を整えます。グリチルリチン酸は皮脂の過剰分泌を抑制します。ジフェンヒドラミンHCは血行促進・抗炎症作用があります。3種類の育毛有効成分により、脂漏性脱毛症の原因である皮脂の過剰分泌を抑制し、悪化した頭皮環境を整えます。
 
 
無添加無香料で頭皮に影響のある香料・シリコン・石油系界面活性剤などは入っていません。頭皮に悪影響をあたえる成分が配合されていないため、チャップアップは脂漏性脱毛症が悪化するリスクが少ない製品となっています。
 

 
しかし、使用時に万が一症状が悪化した場合は、すぐに使用を中止し皮膚科で診察を受けましょう。
 
 

8.血行不良による薄毛におすすめの育毛剤

 
頭頂部が薄くなる原因として、頭皮の血行不良も考えられます。頭頂部は血流の流れが悪く、髪が薄くなりやすいのです。
 
 
ただし、頭頂部の薄毛はAGAの典型的な症状でもありますので断定がむずかしいです。見分け方としては、頭皮を動かしてみるという方法があります。頭皮に指を置いて、前後左右に動かしてみてください。まったく動かないのであれば、血行不良による薄毛の可能性があります。血行不良になると、頭皮が固くなるのです。
 
 
改善には、頭皮のマッサージや、血行促進の成分が含まれた育毛剤を使用してみてください。おすすめはイクオスです。
 

 
イクオスは独自の調合によりM-034とペルベチアカナリクラタエキスを凝縮配合した新成分Algas-2を配合しています。
 
 
M-034は、血管拡張作用による血行促進効果があるとされています。この効果がミノキシジルに匹敵するとして話題になりました。
 
 
また、外毛根鞘にはたらきかけることで毛包の増殖を促進するとされています。外毛根鞘は髪の根本である毛球を包んでいる半透明の物質です。外毛根鞘は髪の根元である毛球と、いわゆる毛穴である毛包をつなぐ役割があります。M-034は簡単に抜けないしっかりした髪の毛を育てる成分でもあるのです。
 
 
ペルベチアカナリクラタは、2週間以上も水がない状態でも蘇生する高い再生能力と、海水のしぶきしか得られない過酷な環境でも生息可能という驚異的な海藻です。その生存力から高い保水力を持つとされ、化粧品などにも配合される成分です。
 
 
Algas-2に使われている成分はどちらも海藻由来ですので、肌の弱い人や乾燥肌の人にも優しい成分となっています。イクオスはそのほかにも保湿・血行促進の効果を持つ14種類の天然由来成分を配合しています。血行を促進するだけでなく、頭皮環境を考えた育毛剤となっています。
 

 

9.育毛剤使用時の注意点

 

 
育毛剤を使用する際、注意すべきことがいくつかあります。
 
 
まず、1か月などの短い期間で使用する製品を次々に変えることはやめましょう。最低でも3か月から半年ほど続けて使用することではじめて効果がわかります。
 
 
髪の成長にはヘアサイクルというものがあります。髪が伸びる成長期、毛根が衰えていく退行期、成長が完全に止まり自然に抜けるまでの休止期を繰り返しています。休止期が終わると新たな髪が生え、ふたたび成長期がおとずれます。
 
 
退行期や休止期は髪がほとんど成長しないため、育毛成分の効果があらわれません。休止期は3か月ほどあるため、育毛効果が出るのは、3か月から半年はかかるといわれています。1か月程度の使用では、その製品の効果を判断することはできないのです。
 
 

10.育毛剤を使って抜け毛が増える？

 

 
育毛剤を使用していると、抜け毛が一気に増えることがあります。抜け毛が増えるパターンには、効果があらわれて起きるよい脱毛と、製品の成分が身体に合わないために起こるよくない脱毛があります。
 
 
よい脱毛といわれるのが初期脱毛です。ヘアサイクルの乱れが正常な状態に整えられることで、髪が抜ける状態にある休止期の髪が新しい髪に生え変わるために起きます。
 
 
もともと抜ける状態にある成長することのない髪が抜けているのですが、抜け毛の量が一時的に多くなるため人によっては不安が増して製品の使用をやめてしまいます。しかし、新しく健康的な強く太い髪が生えるための通過点ですので、そのまま使用を続けましょう。
 
 
もうひとつは身体に成分が合わずに抜け毛が増える場合です。この場合は頭皮にひどいかゆみや肌荒れがひどくなるなどの副作用もあらわれます。
 
 
人によっては使用した製品にアレルギー症状をおこすものが入っている場合もあります。そのような事態をふせぐためにも、製品に使用されている成分はよく確認して購入しましょう。
 
 
初期脱毛と副作用による脱毛の見分け方は、頭皮に異常が出ているかどうかです。万が一製品の使用時にかゆみや赤みなどの症状が出た場合は、すぐに使用をやめて病院で診察してもらいましょう。
 
 

11.正しい使い方で育毛剤の効果を引き出す

 
最後に、製品を使用する際に製品ごとの用法用量をしっかりと守るようにしましょう。
 
 
はやく効果を実感したいからといって量を多くつけても、髪がはやく成長するものではありません。逆に副作用の症状などが出てしまい、髪や頭皮環境に悪影響になる恐れがあります。
 
 
正しい使い方とは、育毛剤のつけ方ばかりではありません。効果を引き出す身体づくりも含まれます。
 
 
育毛剤は髪を生やす特効薬ではなく、育毛をサポートするものです。根本的には日々の習慣が良くなければならないのです。どんなに育毛のために良い成分の入った製品を使用しても、髪の成長によくない不健康な生活をしていては、成分の効果を阻害してしまいます。
 
 
育毛成分の効果を十分に発揮するためにも、暴飲暴食、喫煙、睡眠不足、過度な飲酒、運動不足などの不健康な生活を改めて、健康的な生活を送るようにしましょう。
 
 

12.まとめ