育毛剤に頼らない植毛の基礎～クリニックの探し方～

薄毛の治療法には、その程度や段階に応じて複数の選択肢があります。

現在、男性型脱毛症(AGA)に対して主流として行われている治療法は、やはり育毛剤がダントツです。

具体的にはフィナステリドの投与やミノキシジルの塗布になります。

もっとも、育毛剤での治療の場合には、体質的に効かない人やアレルギー反応を示して使用できない人もいます。

育毛剤で効果が出なかった場合には、植毛を検討することになります。

植毛治療とは、自分の毛根を移植する外科手術になるため、リスクや不安が大きく慎重になってしまうのが普通です。

このリスクや不安を排除するためにも、植毛を施術してもらうクリニック選びはとても大切です。

そこで、育毛剤に頼らずに植毛を行う際にどのような判断基準でクリニックを選べばよいのか、説明していきます。

①高い技術の医師が在籍しているか

育毛剤に頼らない自毛植毛では、植毛専門医が１株ずつ手作業で毛根を採取して移植する作業を繰り返します。採取の際には、毛根をメスで切り取るため、頭皮を傷つける可能性が当然あります。

植毛は何百何千とこの作業を繰り返すため、技術が未熟な医師に担当してもらった場合、何十回も頭皮を傷を付けられるおそれがあります。クリニックに在籍する医師が、どの程度の症例経験があるのか確認しておきましょう。

実際に植毛をした人の不満で圧倒的1位が「傷跡が気になる」といったものです。

施術の多くは後頭部や側頭部の比較的薄毛が気にならない部分から薄毛が気になる部分へ持ってくるのですが、その際、持ってくる毛髪の周辺の皮膚ごと持ってくるやり方が主流です。

この方法だと採取した部分に縦数ミリ、横には数センチほどの傷跡がどうしても残ってしまうのです。

育毛剤では傷跡の心配はありませんよね。

ただ、実際には丸坊主などにしない限り、普通に髪を伸ばしている分には客観的に目立つことはなく、大半の場合は問題にならないのですが、それでもそういったリスクを抱えていくことに一抹の不安を抱く人が多いようです。

確かな腕の医師が施術すれば、その傷跡も時間の経過とともに目立たなくなります。

半年ほどでかなり気にならないレベルまで落ち着くようです。

未熟な医師が担当すると傷跡が目立つだけでは済みません。

切り取って縫合した部分の皮膚が突っ張った感じになったり、移植した毛髪がなじまずに自分の髪を自分の体が「これは異物だ」と判断してしまい、炎症を起こしてしまうことがありました。

ただし、これは人口の植毛を行った場合に起こっていたことで、現在主流の自毛植毛ではこの心配は基本的にありません。

今説明したのは植毛「元」のリスクですが、植毛「先」にもリスクがあります。

採取した毛髪を移植する際に、グッと押し込むような形をとるのですが、その押し込みが強すぎると、頭皮がへこんでしまうことがあります。

育毛剤に比べるといかにリスクの高い方法かお分かりいただけたでしょうか。

このようなリスクはないに越したことはありませんが、最悪起こった場合の事後対策を確保しておくのも重要です。

後に述べるアフターケアやインフォームドコンセントなどが充実していれば、万が一このような事態になっても、対応できるでしょう。

②設備環境が整っているか

育毛剤に頼らない植毛は比較的新しい治療方法のため、その技術は日進月歩です。各クリニックによって使用される器具や設備は異なります。

最新の優れた器具や設備が整っているか否かは、傷を残す可能性や植毛の定着率に影響してきます。事前にHPなどで院内設備をチェックしておきましょう。

③植毛のスピードを説明してくれているか

植毛は、頭皮から毛根を抜き取って選別したうえで、薄毛箇所に移植する手順になります。

選別作業中の毛根は、いわば仮死状態にあるため、短時間で移植すればするほど、術後の定着率を高めてくれます。

この作業について、クリニックがきちんと説明してくれるかは重要な判断要素になります。

④インフォームドコンセントきちんと行ってくれるか

美容整形の業界では、事前にイメージしていた姿と術後の姿が異なり、患者が不満を持つことが多いため問題となっています。

植毛でも、術前に画像などを使って完成後のイメージをきちんと説明してもらいましょう。大変な労力と安くない費用を支払うわけですから、担当の医師には自分が疑問に思うことを納得いくまで何度も説明を求めてかまいません。

⑤ホームページが充実しているか

ひとり１台スマホを持っている時代ですから、HPの充実度もクリニック選びの判断基準になります。

具体的には、症例の写真が多数掲載されているかです。

術前・術後の頭皮を比較した画像や、植毛した後の髪の毛がどうなっているかの１ヶ月ごとの画像など、多くの画像が掲載されていればイメージしやすく安心感があります。

このような判断基準を参考にして、患者を大切に扱ってくれるクリニックを選びましょう。

そうすれば育毛剤以外の選択肢が広がり、より適切な処置が選べるようになるでしょう。

ハゲを治すなら「育毛剤」も考えてみて欲しい

ハゲの治し方は治療や生活習慣などありますが、うちの家族がオススメしたいのは育毛剤を使ってみることです。

生活習慣を見直すことにプラス育毛剤を使うことで効果はアップします。

もちろん病院で治療することは効果的だと思います。しかしデメリットとしてはお金がかかるということですね。
コスパを考えながらハゲを治したい…定期的に病院に通うのは恥ずかしい…時間も無い、という方は毎朝鏡に向かう時間を少し育毛剤と向き合う時間にしてみませんか？

またオススメの育毛剤には「副作用」がないと評判なので、安心して使えると思います！

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